ついに映画「バクマン」が公開されました!
週刊少年ジャンプで大人気となった漫画家の成長を描いた漫画が原作で、キャストも佐藤健に神木隆之介と人気若手俳優でヒットの予感大です。
主題歌はサクナクションが歌う「新宝島」。
でも、何回聞いても聞き取れないところが・・・
今回は映画「バクマン」主題歌の「新宝島」の歌詞を調べてみました。
では行ってみましょう。
タイトルは手塚治虫の漫画から
歌詞を見る前に「新宝島」について少し。
実はこの「新宝島」というタイトルは手塚治虫先生が1947年に発表した漫画が元になっています。
さすがに最近の若者でも手塚治虫先生のことは知っていますよね?
日本の漫画の親と言ってもよいぐらいの漫画家で、代表作は「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」など。
「鉄腕アトム」は日本初の30分アニメとなって、漫画だけでなく日本のアニメにも貢献された偉人です。
その手塚治虫先生が戦後に書いた長編漫画が「新宝島」なんです。
敗戦直後の当時の日本は、漫画というと4ページぐらいのものが主流だったなか、「新宝島」は200ページにも及ぶ超大作として大ヒットしました。正確な数ははっきりしませんが、40~80万部が販売されたといわれと言われています。
あらすじは、主人公の少年ピートが亡くなった父の持っていた宝の地図を発見し、知り合いの船長と共に宝探しへ出かけるといったものです。
確かミッキーマウスの原作になった蒸気船ウィリーの船長がピートだったような気も・・・ そこから名前も付けたのかもしれません。
今では、手塚治虫全集などで読むことができますが、完全な原作ではなく色々と加筆修正が加えられたものになります。
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新宝島 手塚治虫文庫全集 / 手塚治虫 テヅカオサム 【文庫】
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この「新宝島」をきっかけに”赤本”ブームが始まります。
”赤本”というのは、名前の通り表紙が赤い少年向けの雑誌や本のことで、内容も低俗とみなされていた本の通称です。
しかし、この”赤本”こそが、この先日本の漫画文化へ大きな影響を与えていくことになります。
「ジャンプ」「マガジン」「サンデー」をはじめとした多くの漫画があるのも「新宝島」のおかげなんです。
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新宝島のPV
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手塚治虫先生の「新宝島」について分かったところで、今度はサカナクションの「新宝島」に行きましょう。
早速ですが、まずはサクナクションの「新宝島」のPVを見てみましょう。
実はこのサカナクションの「新宝島」は製作に6ヶ月を費やしたという力作です。
というのも、この曲は映画「バクマン」の主題歌として書き下ろされた作品なのはもちろんなのですが、サカナクションは劇中の音楽まで担当しているんです。
つまり、完全なタイアップです。
そして、この「新宝島」の初回限定盤には、バクマンの原作者である小畑健先生の描き下ろしイラストが使われている事も話題になりました。
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新宝島 (豪華初回限定盤[映画「バクマン。」BOX]) [ サカナクション ]
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映画バクマンはサカナクションの音楽なしでは完成しなかったといっても良いぐらいですね。
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新宝島の歌詞
こちらが新宝島の歌詞になります。
次と
その次と
その次と線を引き続けた
次の目的地を描くんだ宝島
このまま君を連れて行くと
丁寧に描くと
揺れたり震えたりした線で
丁寧に描くと決めていたよ次も
その次も
その次もまだ目的地じゃない
夢の景色を探すんだ宝島
このまま君を連れて行くと
丁寧に歌うと
揺れたり震えたりしたって
丁寧に歌うと決めてたけどこのまま君を連れて行くよ
丁寧に描くよ
揺れたり震えたりしたって
丁寧に歌うよそれでも君を連れて行くよ
揺れたり震えたりした線で
描くよ
君の歌を
この歌詞も、漫画家の「漫画を描く」というのと音楽家の「音を作る」という共通のモノ作りの感情を重ね合わせて作られています。
で、多分皆さんが「何て言ってるんだ?」と思われた歌詞の正体は、
ていね=丁寧
です。
× = 手稲
手稲区(ていねく)は、北海道札幌市の北西部を占める行政区である。1989年に西区から分区して誕生した。引用:Wikipediaより
お間違えのないように。
まとめ
- 新宝島は手塚治虫先生の大ヒット漫画
- 新宝島はサカナクションの渾身の力作
【引用:http://www.musicman-net.com/】
最初は「バクマン」のイメージと違うかな?と思ったのですが、歌詞をじっくり聴いてみて、サカナクションが映画製作にがっつり関わっていることなんかを知ってから改めて聞いてみると、「この曲しかない!」と思うようになりました。
映画バクマンは絶賛公開中!
ではでは。
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